設置の背景

東北大学は、東日本大震災の被災地域の中心にある総合大学として、復興に全力を傾けていく使命があります。
東北復興・日本再生の先導を目指して−。東北、ひいては日本そのものを牽引するエンジン・原動力の役割を果たしたい。
−その目的を実現するために東北大学は、2011年4月に「東北大学災害復興新生研究機構」を設立。研究・教育・社会貢献等に戦略的かつ組織的に取り組み、その成果を発信・実践するための組織と位置づけました。
政府、各省庁、自治体・住民、国内外関係機関・企業との連携により、復興ビジョン・計画に関してワンストップサービスで貢献できる拠点となることを目指しています。
3つの基本理念に従い、機動的運営と全学からの積極的参画を得て、8つのプロジェクトの推進、復興アクション100+の推進・支援を進めています。

基本理念

理念1 復興・地域再生への貢献

これまで経験したことのない大震災からの復興・地域再生に被災地の知の拠点として貢献

理念2 災害復興に関する総合研究開発拠点形成

東北・日本のみならず、災害復興を目的とした総合研究開発のための世界的COEを形成

理念3 分野横断的な研究組織で課題解決型プロジェクトを形成

災害復興に貢献するために、これまでの部局の枠にとらわれない横断的な研究組織で課題解決型のプロジェクトを形成し、戦略的・組織的に取り組む

基本理念

東北大学 災害復興新生研究機構 組織図

組織図